中国でシェアEVカーを利用してみた!その①

どーも、シェアエコノミーに強い興味があるNRです。

今回は中国広州でシェアEVカーサービスの「EVCARD」を利用してみましたので、そのレポートをシェアいたします!

STEP1 今回利用したアプリ

今回は、EVカーに特化した中国のシェアサービス、EVCARDを利用してみました。

この会社は上海汽車の持株会社が51%を出資しており、そのいくつかの車体にも上海汽車ブランドのEVカーを利用しています。しかし、シェアカーサービスのブランディングとして、一部の都市ではBMWなどのEVカーも投入しています。現在のところ中国国内の同様のサービスでは比較的大手で安心できる会社といえるでしょう。

STEP2 登録

まずは以下のオフィシャルサイトもしくはアプリマーケットから、「EVCARD」アプリをダウンロードします。

https://www.evcard.com/

因みに外国人の登録の場合には以下の準備が必要です。

1)中国で取得した自動車運転免許

(日本の国際免許はそのままでは利用できません。中国で筆記試験のみ受けて中国の免許を取る必要があります。)

2)パスポート

3)Wechat/Alipay/銀聯などのネット支払い可能なアカウント

4)郵送物を受け取れる住所

上記を用意してアプリから登録を行うと、数日後に登録住所まで以下のようなカードが送られてきます。

これを受け取れば登録完了です。

STEP3 デポジット

登録を済ませると、利用に際してまずはデポジットを支払う必要があります。

デポジットは(1000元/2000元/3000元/4000元)の4種類があり、金額が高くなるにつれて利用できる車種が変わってきます。

一番高い4000元デポジットで使える車種はこんか感じ。

デポジットが高くなると、BMWのi3なども使えるようになりますが、そもそも使いたい場所でその車種があるかどうかわかりませんので、まず初めは一番安い1000元のデポジットで十分です。

また、利用料金は最低0.5元/30分~、となっていますが、これも車種によって違う料金体系が設定されています。

 

STEP4 シェアカーを選ぶ。

EVCARDの車は市内中心部の駐車場に分散して設置されています。シェアポイントはショッピングモールやマンションの地下駐車場などと契約して設置されていますが、設置ポイントは全てEVCARD専用の充電基地が設けられています。因みにEVCARDのシェアカーを使う場合、返却場所は元の駐車場に限らず、空いていればどこのEVCARDシェアポイントにも返却可能となっています。(ただし、各ポイント停車スペースが3台前後が多く、必ずしも希望の場所が空いているとは限らないので注意。)

アプリを開くと、町中のシェアカー設置ポイントが表示されますので、希望する地点の利用したい車をアプリ上から予約します。

車を選ぶと、バッテリーの残量および運転可能時間、料金、前回の掃除時期などが表示され、OKならば予約をします。予約後は10分ほどで自動的に課金が始まります(課金前ならキャンセルも可能)。

車はこんな感じで街の中の駐車場に止められています。全て車体にEVCARDのロゴが入っているのでわかりやすいです。

鍵の開け方ですが、カードをフロントガラス内側の機械に当てるとアンロックされます。

また、駐車時は基本的に充電中になっていますので、その充電コネクターを抜き、充電ステーションに戻す必要があります。

これで出発可能です。

車に乗るとエンジンキーはつけっぱなしになっていますので、それを回して稼働させます。

因みに、車の中は比較的綺麗でした。実は以前別のシェアカー”立刻”も利用したことがあるのですが、その時はだいぶ汚い感じだったのですが、サービス会社によってメンテ状況の差がありそうです。

EV(電気自動車)の走り心地ですが、中国ブランドの車とはいえど、昨今のものはあまり問題は感じません。いわゆる軽自動車に乗っているな、という程度で、使用にはまるで問題ありませんでした。

しかし、市内を走るときはシェア自転車が一番右の車線をがんがん走るのがかなり邪魔でしたね。。。(いや、自分も自転車の時はそんな感じなんですが。)

STEP5 利用終了時~支払い

任意のEVCARD設置駐車場で車の返却ができます。スペースが何台分空いているかはアプリで確認できますので、空きスペースのある希望の駐車場を探します。駐車場入口には通常ゲートがありますが、入口のナンバープレート自動読み取りで、EVCARDは登録車として自動でゲートが開くようになっています。

しかし、駐車場に入ってからが少々厄介。マンションの地下駐車場(地下1階/2階)などになると、このスペースを探すのが結構大変です。何百台もある駐車場の中から、ほんの数台分のEVCARD専用スペースを見つける必要があります。これは初めての場所で借りる際にも起こる問題ですね。

場所によってはこの光景が延々と続き、目的の駐車スペースがみつかりません。入口に守衛さんがいたら必ず聞いて場所を教えてもらったほうがいいですね。

なんとかみつかりました。

停車時には、必ず充電コネクタを接続する必要があります。エンジン停止、ライトのオフ、施錠、充電接続などの項目がセンサーでチェックされており、全ての項目がチェック完了になれば、やっと返却完了、支払いメニューに進みます。

 

STEP6 支払い後

支払いはWechat/Alipay/銀聯でサクッとできます。

支払い終わってこれで終わって完了~♪

と思ったのもつかの間、利用確認のメニューで何やら不穏なメッセージが。

正在查违章(交通違反の調査中)

つまり、もし利用時に交通違反があった場合、事後に車の持ち主(EVCARD側)に交通局から通知が行きますので、その有無が確認できるまで一定時間、調査中としてデポジットが出せない状態となります。これは毎回必ずなるようです。

「ま、問題ないか、別に交通違反していないし♪」とその時は軽く考えていたのですが、その後思わぬ展開に…!

っと今日はここまで、続きは以降の記事で!

 

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日本人が中国から一時帰国する際に便利なMobile Wifi

こんにちは、中国広州在住のNRです!

今日は私がいつも日本に一時帰国する際に、日本滞在中インターネットに繋ぐ為に利用しているモバイルWifiをご紹介しますね。

ズバリ、C-tripでのレンタルが安くて便利!!

私はいつも中国でネット旅行手配大手であるC-trip(携程)のWifiレンタルサービスを利用します。

これが日本到着後に空港でWifiを借りるよりずっと経済的な方法です。

料金は1日たったの10元、それ以外の費用はかかりません。(デポジット500元必要ですが返却後に戻ってきます。)

まずはいつも使っているCrtipのアプリでサクッと予約。以前は1-2日前に予約しておく必要がありましたが、現在は当日予約でそのまま受け取りできるようになりました。

空港の出発ロビーでの受け取りカウンターはF,Gカウンターの近く。

色んな会社がMobileWifiレンタルサービスを行っていますが、今回Ctrip経由で利用したのは漫遊超人というサービス。

カウンターで予約番号を教えればあっという間に手続き完了。

これが今回借りた機器です。スリムで電池の持ちも良かったです。資料によるとこれ1台で5台のMobile機器に接続可能。通信速度も4Gですので全く問題ありません。

使い方は日本に着いたら電源を入れて、機器に書いてあるWifi名につなげてパスワードを入れるだけ。

因みにこのMobileWifiはローミングではありませんので、当然TwitterやFacebookも問題なし。

(中国移動の携帯は最近国際ローミングで日本滞在時に30元/日で使い放題ですが、中国移動ローミングなので、TwitterやFacebookが使えないというクソ仕様。オススメできません。)

返却は再び中国に戻って来た際に空港の同じカウンターで返却すればOK。時間が無ければ郵送返却も可能です。

中国在住だけど日本に定期的に帰る方で、外でのインターネットだけの為に高額なスマホ定額契約を続けている方は、さっさと解約して(ネット無しプランにして)、帰国時は中国で借りたMobile Wifiを使うと便利で経済的ですよ。

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地下鉄でもしっかり無料Wifiが使える様になった広州。

広州の地下鉄内でも普通にWifiが使えるようになりました。

ただ、[花生地铁wifi]という専用のアプリを入れておく必要があります。アプリ自体は容量の小さいものですので、あまり負担にはなりません。

使い方は簡単、Wifi機能をOnにしておいてから、アプリを立ちあげると、勝手にWifiに繋げてくれます。

電波とスピードもまずまず使用可です。

 

このアプリでは、広州以外にも深セン、北京、上海等複数都市の地下鉄でWifiが使えるそうです。

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