外国人を対象とした中国語資格試験で最も有名なHSK試験ですが、当然ながら中国でも各都市で受験が可能です。
今まで必要性が無かったので受けていなかったのですが、外国人のABCランク付け(過去記事はこちら)でHSKの取得が大きなポイントになるようですし、ものは試しに受けて見ることに。
こちらのオフィシャルサイトからネット経由で申し込みが可能です。
試験開催の間隔は毎月1回のようです。
申し込み締め切り日:筆記受験は約27日前、コンピューター受験は約10日前。
ここで注意しなければならないのは、受験方法(考试形式)には
①纸笔考(筆記受験)と②机网考(コンピューター受験)
の2通りの方法があり、申し込み時にどちらかを選ばなければならないことです。
これらの選択は、どちらも試験会場での受験ですが、従来の試験用紙を見ながらの筆記試験か、コンピュータに向かってマウスとキーボードで回答するコンピュータ試験を受けるかの違いがあります。試験の回答は回答選択部分と作文部分に分かれますので、特に作文部分を考慮して、筆記で中国語作文を書く方が得意なひとは①纸笔考(筆記受験)を、PCで中国語作文(ピンイン入力)が得意だと思う人は②机网考(コンピューター受験)を選べばいいでしょう。
また、②机网考(コンピューター受験)は設備がある場所でしか受けれませんので、希望の試験会場でコンピューター試験があるかどうか確認してから申し込みをしてください。
私の場合は普段の生活ではPCやスマホでピンインを使って中国語を書いていますので、逆に筆記は自信がなかったため、迷わず②机网考(コンピューター受験)を選びました。
次に、どの1級~6級のどの試験を受験するかですが、ありがたい事にオフィシャルサイトのこちらに模擬試験がありますので、ネット経由でそのまま模試を受けて採点まで行えます。(ヒアリングと作文テストの模試はまだ無いようです。)
因みに外国人のランク付けではHSK5級があれば最高ポイントがつきますので、私もまずは5級から受けて見ました。
模試をした結果、試験勉強無しでもHSK5級合格は問題ないと手応えがありましたので、一番近い日程のコンピューター試験会場(中泰国際広場)での試験を申し込みました。
因みに中国の銀行口座を持ってネットバンキングを開通していれば、このオフィシャルサイトで(パスポート)(顔写真)等のデータを送信した後、そのまま試験代金の支払いまで完了できました。
約一週間後、試験票がメールで送られて来ますので、それを忘れずに印刷して会場に持ち込めば準備完了です。
今回はひとまずここまで、受験の内容については次回以降のブログ記事で書きますね。
↓音声付きの試験テキストが欲しい方は以下からどうぞ。
HSK1級
HSK2級
HSK3級
HSK4級
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HSK6級
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