広州地下鉄3号線

広州の3番目の地下鉄線、3号線です。2005年12月より一部路線が開通しました。

現在の全長は64.41Km、天河区、海珠区及び番禺区を通ります。また、広州の空港に乗り入れる唯一の地下鉄ラインです。広州で住む日本人が一番身近に感じている地下鉄線が3号線ではないでしょうか。

広州の新市街区を南北に“Y字形(体育西路で分岐しているため*)”の形で走り、北は広州白雲新国際空港まで、南は番禺广场つながります。(*体育西で分岐し、北西の天河客运駅につながります。これが結構ややこしてくて迷う人も多い。乗る際は行き先にご注意。)

広州の新市街区となるオフィス街に近い駅、体育西や珠江新城などを有しているため、広州で最も乗客の多いラインとなっており、ラッシュアワーは東京のそれと同じような厳しい詰め込み状態です。

なお、現在の南の終点駅は番禺广场駅ですが、実はそこから東へ伸びる沿線が工事中です。現在4駅の計画が発表されており、工事完了は2022年末の予定です。

広州地下鉄2号線

広州南駅を起点にし、番禺区、海珠区、越秀区と白云区を南北に通る地下鉄です。北側終点の嘉禾望岗駅では3号線と14号線へと乗り換えできます。トータル24駅あり、青色のラインで示されます。公園駅、紀念堂駅などで降りると広州旧市街の中心地区にあたり、色々な歴史的建築物の散策もできます。広州火車駅、三元里駅などは服やカバン靴などの卸売市場が集積していて、ビジネスで滞在する黒人が多く集まる街もありますね。

広州地下鉄1号線

1号線(運営中)


荔湾区の西塱駅を起点とし、越秀区を突き抜けて天河区に伸び、広州東駅で終わります。全16駅。

1999年6月に運行開始した、広州で初めての地下鉄線です。当時はまだシーメンスの車両をドイツから輸入しており、それが現在も現役で走っています。

旧市街区と新市街区を東西に結びます。日本人なら天河区から越秀区へ行くときに利用するのが多いでしょうか。